非生産性産業が、今や国の成長支えるホープ産業に・・・スマート化が進む、日本の高齢者介護産業



 今後ますます深刻になる高齢化社会、若い世代にかかる経済的、身体的な負担はさらに大きくなる。その負担を少しでも軽減するうえで期待されているのが、各種介護ロボットの開発、普及だ。中国メディア・河北日報は10日、「日本で高齢者介護のスマート化が進んでいる」とする記事を掲載した。

 記事は、かつて日本では高齢者介護は「非生産的な産業」であるとみなされ、働き手が不足している日本において多くの若い労働力が高齢者介護へと投入されることは日本の製造業にネガティブな影響を生むと認識されてきたと紹介。そこで日本政府は、家庭で高齢者の生活を支援するロボットの開発を奨励する方針を打ち出したとした。

 そして、高齢者介護分野のロボット開発が労働力問題の解決のみならず、新たな経済の成長要素というメリットを持っていると説明。「国も企業も、新たな産業があってこそ、ハイテク分野の高みに立ち続けることができると認識している。有名な自動車メーカーも多額の資金を投じて介護ロボットの研究開発を行っているのだ」と伝えている。

 記事は、現在日本では移動、歩行アシスト、自動排泄、健康管理、失踪防止といった分野の介護関連ロボットの開発を政府が重点的に助成していると紹介。さらに、高齢者が体操などの運動をする際にアシストする、食事を食べさせてくれる、薬を正しく飲んでいるかを監視するなどのロボット開発も進んでいるとした。また、高齢者のケアで最も困難を伴うとされる移動に関するスマート製品の研究がホットなテーマになっているとも紹介した。

 ロボット社会の到来により、現在人間の手で行われている仕事の多くがロボットに取って代わる可能性があるという。高齢者介護の分野に限らず、ロボットは既存の人間社会の仕組み全体を大きく変えることになりそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF) 

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