中国、南シナ海に7基地 米司令官、警戒感表明 – 日本経済新聞



 【ワシントン=共同】米太平洋軍のハリス司令官は14日の下院軍事委員会の公聴会で、中国が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島などに3千メートル級の滑走路やレーダー施設の整備を進め「新たな7つの軍事基地」を保有していると指摘、さらに高性能な防衛装備を将来、配備する可能性があると強い警戒感を示した。

 中国が開発を進める極超音速兵器に関し「米国の開発ペースを上回っている」と強い懸念を表明した。中国が海上戦力を強化していることを踏まえ「台湾や領有権争いを巡る紛争で、米国の介入を防ごうとしている」と述べた。

 また、北朝鮮の核・ミサイルに対応するため、最新の追尾レーダーをハワイに配備し、2023年9月までに初期運用を始めると説明。グアムの高高度防衛ミサイル(THAAD)や日本に前方展開するイージス艦の増強が必要だと訴えた。

 金正恩朝鮮労働党委員長が核開発を追求するのは体制維持を図るためで、韓国や日本、米国を威嚇し、長期的には「(北朝鮮主導の)共産主義に基づく南北統一」を目指すのが目的だと分析した。

 トランプ政権は今月、ハリス氏を次期駐オーストラリア大使に指名すると発表。公聴会では議員から歓迎する声が相次いだ。



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