平昌外交で優柔不断ぶりを世界に発信した米国 – JBpress



米韓は結束して北朝鮮の核開発計画に立ち向かう、ペンス米副大統領

韓国・江陵で会話する米国のマイク・ペンス副大統領と韓国の文在寅大統領(2018年2月10日撮影)。(c)AFP PHOTO / ARIS MESSINIS 〔AFPBB News

 平昌五輪を契機にして、北朝鮮と米国との関係が雪解けを迎えるのか――。

 開会式の前から米国が北朝鮮と対話をするかもしれないとの話は流れていた。だがホワイトハウスの報道官は、マイク・ペンス副大統領の訪韓前、対話することはないときっぱりと否定していた。

 しかし米政府高官は韓国の文在寅大統領に対し、米国が北朝鮮と対話する用意があることを事前に告げていたことが分かった。

 韓国政府がその事実を認めたのが13日。開会式を挟んで、米北韓の3国は外交上の駆け引きを活発化させていたわけだ。

握手もせず5分で会場を後にしたが・・・

 開会式前後の流れを振り返りたい。

 開会式をご覧になった方は記憶に新しいと思うが、ペンス氏は五輪スタジアムで北朝鮮から参列した金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任理事委員長と金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党中央委員会第一副部長とは目も合わせず、握手もしなかった。

 平昌で行われたレセプションでも、ペンス氏は会場に遅れて入場。自分が座るテーブルの同席者とは握手をしたが、すでに着席していた金永南氏とだけは握手をしていない。いわゆる「ガン無視」の態度で、5分で会場を後にした。

 ペンス氏は韓国入りする前、アラスカ州アンカレッジに立ち寄り、北朝鮮側と対話をする可能性ついて次のように述べている。

 「米側から対話は求めないが、状況次第で(態度を)決めたい」

 ペンス氏の胸中には、北朝鮮側と対話することもあるとの思いがあったはずだ。ところが「ガン無視」である。



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