韓国ムン大統領 就任後初の中国訪問へ – NHK



韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、13日から就任後初めて中国を訪問し、習近平国家主席との首脳会談などに臨みます。中韓関係の冷え込みにつながったアメリカ軍の迎撃ミサイルシステム配備をめぐっては、依然として両国の立場に隔たりもあり、関係改善がどこまで進むか注目されます。

韓国のムン・ジェイン大統領は、13日から4日間の日程で中国の北京と重慶を国賓として訪問します。

ムン大統領が中国を訪問するのは就任してから初めてで、14日に習近平国家主席との首脳会談に臨み、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応や、中韓関係の冷え込みにつながったアメリカ軍の最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国配備をめぐって意見を交わします。

このうち、北朝鮮の問題について両首脳は、アメリカによる軍事行動には反対していて、今回の会談でも、最終的に対話で解決するためにどのような対応をとるか話し合う見通しです。

一方、「THAAD」については、韓国が追加配備をしないことなどを事実上の前提とし、関係改善に向けて取り組むことを決めています。しかし北朝鮮のミサイルからの防衛目的だとする韓国と、中国軍の監視に利用されるおそれがあるとして反発する中国との間で、依然として立場に隔たりもあります。

このため、今回の首脳会談では共同声明は発表されず、両国が別々に会談内容を説明することになりました。

ムン大統領は訪中に先立ち、中国中央テレビとのインタビューで「THAAD」に関して、「中国の安全保障での利益を侵害しないよう、格別に留意する」と述べましたが、首脳会談で習主席が改めて対応を迫る可能性もあり、両国の関係改善がどこまで進むか注目されます。

Related Post