【中央時評】文在寅は韓国のファビウスになるだろうか(2)(中央日報日本語版)



人類最初の成文憲法を作った米国建国の交付は憲法設計、国家デザインの核心の核心を対立解消と内外平和に据え、ついにこれを達成する驚異を演出したことがある。現代英国改革家は目標達成のためにファビウスの知恵に従うために最初から有名なフェビアン協会(Fabian Society)、ファビウス戦略を通じて欧州の左右急進主義を乗り越え、漸進改革と社会変革の模範的な経路を切り開いたことがある。

第2次世界大戦以降、ソ連の浮上と冷戦開始の時点に米国の有名外交官ジョージ・ケナンは有名な「封鎖と抑止」戦略でソ連の攻勢を耐え忍び、ついに平和的な社会主義崩壊の初期の土台をつくったことがある。この賢明な外交官は現代のファビウスだったわけだ。

文在寅(ムン・ジェイン)は果たして韓国のファビウスになることができるだろうか。果たして韓国のジョージ・ケナンになることができるだろうか。マクロ戦略を通じて国の繁栄と平和の土台をつくったあの「のろま」の驚くべき「ゆっくり急げ」たち、すなわちオーストリアの統一を成し遂げたカール・レンナー、東西対立の警戒国家フィンランドを東西対話と欧州平和の震源地に転変させたパーシキヴィとケッコネン、内部連合と東西ドイツ共存という二重の大転換を実現したヴィリー・ブラント、ソ連牽制と対米接近を通した改革・開放と中国繁栄の設計図を定礎したトウ小平…。現代の国家発展と繁栄を成し遂げた人々はいずれもファビウスとアウグストゥスやジョージ・ワシントン、ジョージ・ケナン、トウ小平のようにゆっくり急いだ漸進的急進主義者などだった。

韓国のファビウス知恵とファビウス戦略はすでに他の部分では先取りを例証したことがある。経済建設と民主主義がそれだった。「先建設後統一」〔朴正熙(パク・チョンヒ)〕は南北国力の逆転を成し遂げた一つの先導的なファビウス戦略だった。「先民主後統一」「先平和後統一」〔金大中(キム・デジュン)〕もやはり注目すべきファビウス転換だった。

文在寅はもう「平和」からファビウスの大知恵と大戦略を実現しなくてはならない。文在寅が目指すべきファビウス戦略は果たして何だろうか。内部、南北、国際レベルで一つずつ「ゆっくり急げ」を考えてみよう。

パク・ミョンリム/延世(ヨンセ)大教授・政治学

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