米軍からの有事作戦統制権移管 早期に条件整備を=文大統領(聯合ニュース)



【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、青瓦台(大統領府)で軍の主要指揮官との昼食会を開き、「強固な韓米同盟に基づいて(米軍から韓国軍への)有事作戦統制権移管の条件を早期に整えなければならない」と述べた上で、韓米連合防衛で韓国軍がリーダーシップを確保することが鍵になるとの見解を示した。

 また、「われわれの国防について自ら責任を取る『責任国防』を実現できるよう、軍の中核能力や合同性を実質的に強化することを求めたい」と促した。

 北朝鮮の挑発行為が続き、朝鮮半島の緊張が高まる中、軍事行動の主体となる韓米連合司令部が持つ有事作戦統制権を早期に韓国軍に移管し、戦争が起きる状況を防ぎたいとの思いを示した発言とみられる。

 文大統領は「われわれの安全保障や平和を守るため、(北朝鮮と比べ)圧倒的な力の優位を達成しなければならない」として、「確固たる抑止力を備えることは北の挑発と朝鮮半島での戦争再発を容認しないという強い意志の表れ」と強調した。

 その上で、「北が核とミサイル挑発を中止し、非核化に向けた対話の場に出てくるようにすべきだ」と力説。軍の防衛力強化に向けスピードアップが必要だとの認識を示した。

 一方、来年2月の平昌冬季五輪にも言及。「平昌五輪・パラリンピックの成功は国家的な課題で、政府は朝鮮半島に平和をもたらす機会にするため、最善を尽くしている」として、確固たる軍事対応態勢に基づき、安全かつ成功裏に開催される平和五輪にするために軍の力と積極的な支援が必要だと説いた。

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