「中国に対する侮辱」、「抗日」ヒステリーが弱まり、理性的になってきた中国のネット民=中国メディア



 中国メディア・中国青年報の電子版「中青在線」は5日、中国のネットユーザーが「中国に対する侮辱」や「抗日」に対してより冷静な態度を示すようになってきたと報じた。

 記事は「近ごろSNS上で2つの事柄が話題となった。1つは、日本人俳優の矢野浩二氏が昔出演した日本の番組で『中国人はイヌを飼う資格がない』と発言していたこと、もう1つは著名のボクサー・鄒市明が先日、4カ月前に日本人選手に敗れたWBOタイトルマッチについて『見えない力が働いた』とコメントしたことだ」と紹介した。

 そのうえで「この2つの問題はいずれも中国と日本の民族感情に関わるものであり、本来であれば容易に人びとをいきり立たせるような話題だ。しかし、大多数のネットユーザーは高い理性を示し、安直に『抗日』を叫ばなかった。彼らは矢野氏について『中国人民の友だちであり続け、中国人と結婚し、中国を第2の故郷と呼んでいる。問題の発言はいささか感情的ながら、中国社会には確かに指摘されたような状況があり、中国への侮辱とは言えない』とし、鄒の発言には『証拠がない。負けたのは判定ではなくTKOによるもので、イカサマの可能性はほとんどない。鄒市明が中国人だからといって支持しない』という姿勢を見せている」と伝えた。

 そして「長きに渡り、中国や同胞が侮辱されるとオンラインでもオフラインでも中国人は決して引き下がる事なく反発してきた。これは、間違いなく称賛すべきことだ。しかし、民族的な環状は往々にして過激化して負の効果を生みがちだ。今回の2つの件により、人びとが確かにより理性的に変わったことが示されたのは、嬉しいことだ。近代以降、中華民族は数々の辱めを受け、それが人びとの心に深く刻まれてきた。今、われわれは既に屈辱の歴史から抜け出し、強くなっているのである。もはやナイーブな『ガラスの心』を持つことはない。他人の発言に対して堂々と寛容な心で対応し、侮辱に対しては理性的に反撃すべきなのである。これこそ、大国や強国が備えるべき気風なのだ」と論じている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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