韓国の金正恩氏「斬首部隊」 能力を証明できるか? – Sputnik 日本 (風刺記事)



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特殊任務旅団の訓練や装備など物資には3億4000万ウォン(約3500万円)が当てられる。韓国国防省が昨日、明らかにした。これは国の予算の10%以上を占める防衛予算43兆2000億ウォン(約4兆4700億円)からすれば比較的少ない。部隊の設立は1日に明らかになった。部隊は1000人規模で、北朝鮮との戦争の際は金正恩氏など指導部を見つけ、殺害することを任務とする。

韓国英字紙コリア・ヘラルドによると、国防省関係者は「予算は特殊任務部隊の装備購入に費やされる。購入品目には自爆ドローン、諜報ドローン、擲弾銃などがある」と述べた。

部隊の構成や訓練計画は機密だが、韓国メディアによると、訓練はアルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者を殺害した米特殊部隊「DEVGRU」のメソッドに沿う予定。韓国国防省は現在、超最新兵器部隊創設に取り組んでいる。特に、北朝鮮に潜入できるよう米輸送用ヘリ「CH-47 チヌーク」を改良する予定だという。4月に公開された文書によると、2018年中に改良は完了する。ソウル「 Korea Defence Network」の軍事アナリスト、リ・イル・ヴ氏は「米国と違い、韓国は潜入のための低高度を飛ぶ十分に進歩した輸送手段を持っていない。韓国の特殊部隊が平壌までたどり着けても、おそらく彼らは北朝鮮の激しい銃撃と砲撃によって全滅するだろう」と警告する。

ロシア科学アカデミー極東研究所のワシリー・カシン上級研究員は、部隊の能力は基本的に高くないとして、「これを目的に創設された米国の部隊も例えば、結局はイラク戦争開始前にサダム・フセインを殺害できなかった。そもそも、現代史で敵軍が完全に敗北する前に、こうした部隊による国家元首が成功した例は記憶にない」と指摘した。カシン氏によると、部隊の存在を公言することは、国防省の予算上の思惑が関係している可能性がある。これほど難しい任務の部隊装備には、実質的に天井知らずの予算を要求できる。

特筆に値するが、金日成暗殺に向けた韓国の特殊部隊創設は1968年に最初に試みられたのだ。31名からなる部隊は、訓練中に3人が亡くなるほど厳しい訓練を受け、北朝鮮に向けゴムボートで送られた。

道中で部隊は呼び戻された。当時の韓国大統領、朴正煕氏は、暗殺が米ソの緊張緩和を破るおそれがあると決断。しかし、部隊は解放されず、厳しい訓練は続き、作戦実行日はいつになっても不明だった。1971年、隊員が反乱を起こし、教官を殺害。ソウルの青瓦台へ向かうも、道中で軍に阻止され、手榴弾で自爆した。生き残った4名も後に死刑を執行された。この悲劇的なエピソードは2003年、『シルミド』として映画化された。

(ミハイル・コロシチコフ)



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