対北朝鮮「中国はさらなる役割を」、岸田氏が要請 日中外相会談 – 日本経済新聞



 【ニューヨーク=永沢毅】訪米中の岸田文雄外相は28日午前(日本時間29日未明)、中国の王毅外相と国連本部で約40分間会談した。岸田氏は北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向けて「さらなる役割を果たしてほしい」と述べ、北朝鮮への影響力行使を要請。核実験など北朝鮮がさらなる挑発行動に出た場合は「断固たる対応が必要だ」との認識を伝えた。

28日、安保理閣僚級会合で発言する岸田文雄外相=ロイター

 一方、王氏は平和的解決に向け、対話の必要性を主張。軍事的圧力を強める米国を念頭に、地域の緊張を高めるべきではないとの認識も伝えたもようだ。

 日中関係については、両外相がハイレベルの対話を通じて懸案を処理し日中関係の改善を進めることで一致した。岸田氏は北朝鮮の拉致問題で中国の理解と支持を重ねて求めた。

 日本は対北朝鮮で圧力を強める米国と歩調をあわせ、追加制裁も視野に入れている。中国は北朝鮮が核実験に踏み切れば独自制裁を科すと警告しているが、日米とは温度差がある。



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