中国が米国に代わるアジアのリーダーに?専門家は否定的―米メディア



2017年11月18日、米ボイス・オブ・アメリカによると、中国が米国に代わるアジアのリーダーになるという見方に、専門家らは否定的な見解を示しているという。

記事によると、米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の年次会議で米中両国の専門家が今後のアジア情勢について見解を示した。トランプ米大統領が「アメリカ第一主義」の方針を継続させることから、今後は中国が米国に代わりアジアを統率する立場になるのではないかとの見方もあるが、実際にそうなるのは容易ではないという。

中国・広州にある曁南大学国際関係学院の陳定定(チェン・ディンディン)教授は、日本が米国に代わってTPPを主導する立場になったことを例に挙げ、アジアに多様なリーダーが出現する可能性を指摘している。

米シンクタンク、ポールソン・インスティテュートのエバン・フェイジェンバウム氏は、中国はアジアの重要な一部にはなるが、アジアの変容は中国を中心とするわけではないと指摘。中国がアジアのリーダーになるためにはいくつかの条件を満たす必要があるものの、それらを満たすことは中国には不可能だと指摘した。

記事によると、会議前には70%以上の人が「中国はアジアのリーダーになる」と見ていたものの、会議後は同じ見方をする人は33%に減ったという。(翻訳・編集/岡田)



Related Post