(朝鮮日報日本語版) 大学修能試験を23日に延期、会場被害多数=南東部地震(朝鮮日報日本語版)



 15日に韓国南東部の慶尚北道浦項市で発生したマグニチュード(M)5.4の地震の影響で、16日に予定されていた大学修学能力試験(修能=日本のセンター試験に相当)が1週間後の23日に延期されることが決まった。韓国教育部(省に相当)が15日の緊急記者会見で発表した。修能試験が延期されるのは史上初めてだ。

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浦項の地震で被害続出

 韓国教育部は各大学と協議の結果、修能だけでなく大学入試関連の試験日程全体を見直すことを決めた。

 金相坤(キム・サンゴン)社会副総理兼教育部長官は記者会見で「浦項で発生したM5.4の地震によって相当な被害が報告され、その後も余震が続いているため、浦項地域の多くの学生・生徒や市民が家に帰れない状態だ」と述べ、浦項地域の修能試験会場14校のうち多数の会場で建物に亀裂が入るなど各種の被害が報告されていると発表した。

 修能試験の延期は、行政安全部と慶尚北道教育庁(教育委員会に相当)が教育部に建議したものだという。金副総理は「学生の安全と試験実施の公正性を考慮し、延期を決めた」と説明した。昨年の慶州地震の際、本震発生の翌日に46回の余震が観測されたことも考慮したという。

 教育部は試験会場に指定されている学校の安全点検を実施するとともに、被害の確認された会場については代わりの試験場を確保する方針だ。

 金副総理は「今回の決定は受験生の安全を最優先に考えた難しい決定だったことを理解してほしい」として「受験生は政府を信じ、1週間コンディションを整えて落ち着いて修能に備えてほしい」と述べた。

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