「北朝鮮が交渉の扉を閉めた理由は、トランプ氏の侮辱的な発言」(2)(中央日報日本語版)



ディマジオ局長は「崔善姫北米局長が先月、モスクワ国際会議のうち聴衆の前で米国の対北朝鮮敵対政策を説明しながら既存の韓米連合訓練と対北朝鮮制裁以外に、3回目の要素を追加したが、トランプ大統領の金委員長個人に対する人格的冒とくだった」と伝えた。9月、トランプ大統領が国連総会演説とツイッターで「リトルロケットマンは長続きはできないだろう」と書き込んだためだ。

ディマジオ局長は北朝鮮が交渉のテーブルに出るように説得しにくい二つ目の理由は「米国が守らない合意のためになぜ交渉をするべきか」という信号を北朝鮮に送ったためと説明した。トランプ政府がイラン核合意を認証していないのが北朝鮮のこのような反応につながったということだ。

また、ロシアの米国大統領選への介入疑惑に対するロバート・ミュラー特別検察官の捜査も北朝鮮を交渉に消極的にしていると伝えた。北朝鮮側は「トランプ氏がそれほど大統領を長く務めそうにもないのに、なぜトランプ政府と交渉を始めなければならないのか」と反問しているということだ。ディマジオ局長は「北朝鮮が持っているもう一つの疑問は誰がトランプ大統領を代弁するかだが、我々が金正恩委員長を誰が代弁するか気になっていることと鏡のように全く同じだ」とし「彼らはトランプ大統領のツイットと発言をすべて読んで一挙手一投足に精通している」と話した。

彼は「北朝鮮がアジア歴訪を見守りながら、おそらくより多くの疑問があっただろう」とし、「金正恩委員長に対する直接的な侮辱は自制して交渉を望むといったが、具体的方法について内容を充実にすることもなくどのように外交的努力をするというのかも提示していないため」と説明した。ジョエル・ウィット上級研究員は「金正恩委員長も冷厳な力の政治(hardball power politics)をしており、列強に囲まれて中国と近すぎるという点、北東アジアの勢力均衡のためには米国が決定的役割を果たせるということをよく承知している」とし「これが北朝鮮が米国と再び交渉しなければならないと考える動機」と指摘した。

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