チューブで延命する慰安婦被害女性たち 「時間がないのです」(2)(中央日報日本語版)



今月11日、旧日本軍慰安婦被害者のうち、忠清南道(チュンチョンナムド)地域で唯一の生存者だったイ・ギジョンさん(92)が老患で亡くなった。イ・ギジョンさんを含め、ことしだけですでに7人の被害女性が亡くなっている。自身を踏みにじった日本政府の謝罪をついに受けることなくその人生を閉じた。

これまで韓国政府に登録された慰安婦被害女性239人(対日抗争期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者など支援委員会認定7人は含まない)のうち206人(86.2%)が亡くなった。

慰安婦被害女性たちには、時間がもうそれほど多く残っていない。女性家族部によると、生存者の平均年齢は90.7歳だ。85~89歳が16人、90~95歳が14人、96歳以上が3人だ.最高齢は1916年生まれのチョン・ポクスさんで101歳だ。

さらに大きな問題は、日本で慰安婦被害関連イシューに対する関心がますます低下している点だ。14日、ナヌムの家を訪れた日本人ボランティアメンバーAさん(75、女性)は「私の周りの人々ですら慰安婦被害問題に特別な関心を示さない。(今月7日、大韓民国を国賓訪問した)ドナルド・トランプ米国大統領が李容洙(イ・ヨンス)さんを抱擁してイシューになった時も同様だった」と伝えた。

続いて「むしろエビ一匹〔トランプ大統領訪韓当時、晩さん会の時に話題になった独島(ドクト、日本名・竹島)エビ〕の方に日本が敏感な反応を示したほど」と残念がった。

ナヌムの家の安新権(アン・シングォン)所長は「韓国政府は戦時女性人権蹂躪(じゅうりん)犯罪である旧日本軍慰安婦被害問題を海外に知らせるなどの活動に非常に消極的だ。市民団体だけがあちこち奔走して歯がゆいことこの上ない。おばあさんたちには本当に時間が残っていない」と訴えた。

ナヌムの家生活館の前にある歴史館の中には「慰安所」を再現した空間がある。再現だが陰鬱な雰囲気が漂っている。慰安所向い側のモニターからは「15歳の年若い女の子が…」という被害者の恨みが極に達した証言が聞こえてきた。

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